British contemporary sculpture

Edge Sculpture

野性は、
静止しない。

岩のような重さ。土を思わせる温度。光の角度で表情を変える、鋭い造形。マット・バックリーが生み出す動物彫刻は、空間に生命の気配を放ちます。

馬のEdge彫刻と、制作中の彫刻家マット・バックリー

01 / First encounter

感情を揺さぶり、
怖いほどに先進的。

イギリス人アーティスト、マット・バックリーの手による彫刻シリーズ、Edge Sculpture。

初めて触れたときに感じるのは、自然への憧れを越えた畏敬。力強い生命力、ざらざらとした躍動感、そして目の前の動物へ手を伸ばすような高揚感があります。

虎、ライオン、オランウータンのEdge彫刻

Presence beyond stillness

大きい。重い。
だからこそ、そこにいる。

それぞれの作品には、動物と対面する感覚を生む確かな大きさがあります。大理石をブレンドしたレジンの重量は、表面をなでたとき、大地とそのままつながっているような安心感をもたらします。

02 / Visual language

明確なビジョンが、
生命を組み立てる。

01 / Form

有機的なフォルム

すべての原点は粘土による彫刻。手の痕跡を残した大胆な面の連なりが、筋肉や毛並みの動きを捉えます。

02 / Light

光と影のリズム

鋭く切り替わる面が光を受け止め、時間と見る角度によって表情を変化させます。

03 / Texture

岩肌のテクスチャー

マーブルレジンの重さと、サンドブラストで生まれるざらつき。視覚だけでなく触覚にも訴えます。

03 / Making process

粘土から、
存在感へ。

Edge Sculptureは、マット・バックリーの一貫したスタイルのもとに生まれます。フォルム、光、テクスチャーを重ねる工程には、彫刻家の手と職人の技術が途切れることなく受け継がれています。

粘土で象とオランウータンを彫刻するマット・バックリー
01

Sculpting

原型を彫る

粘土を積み、削り、動物の内側にある力までかたちにします。

大理石をブレンドしたレジンを型へ流し込む成型工程
02

Molding

大理石の重さを写す

原型から取った型へ、大理石をブレンドした特別な樹脂を流し込みます。複数のパーツは鉄のピンで強固に接合されます。

職人がEdge彫刻を手作業で彩色する工程
03

Finishing

磨き、荒らし、彩る

砥石で磨いた表面をサンドブラストし、独特のざらつきを生み出します。仕上げは職人によるハンドペイントです。

彫刻家マット・バックリーとオランウータンの原型

04 / The sculptor

Matt Buckley

Sculptor & Creative Director

マット・バックリーは、義父ロバート・ハロップの人気ギフトシリーズの制作に携わり、25年にわたって彫刻の腕を磨きました。ウォレスとグルミット、ドクター・フー、サンダーバードなど、数多くのライセンスフィギュアも手がけています。

現在は自身のブランドであるEdgeに注力。英国シュロップシャーのスタジオから、動物たちの新しい姿を次々と送り出しています。

Shropshire · United Kingdom

05 / The collection

野性を、空間へ。

29 works in collection