スヌーピー マグカップ コーヒーとドーナツ
この作品に対するお客様の声
贈り物に「特別」があるとしたら、
それはきっとこういうこと。
贈り物で相手が「涙を流して喜んでくれた」とか「気持ちが通じたって実感がある」とか、私にとっては珍しいことでした。でも、ウィローツリーに出会ってからは、そんな体験をたくさんしてきました。そう、ウィローツリーの作品には、意味があります。そして、その「意味」は、受け取った人が感じてくれるものなんです。
もちろん、こんなふうに可愛いお人形ですし、カラーも派手すぎないのでどんな部屋にでも合いそうな、なんだか趣味の良さそうな、誰もが「あらステキ!」って思ってくれそうなギフトではあります。でも、ウィローツリーの真価はそういうところではないんです。
顔がないから、誰でも受け入れてくれる。
わたしの心の鏡、ウィローツリー
見ての通り、ウィローツリーには顔がありません。でも、こうやってリアリティのあるポーズを見ると、私たちはどうしてもそこに表情を想像してしまいます。上の作品に、どんな顔が見えるでしょうか。幸せそう? 遊び疲れた感じ? それとも、あなたにまた会いたいなって、そう思っていそうな顔?
眺めていると、じんわりとあったかく、自然と「大切にしたいな」って思わされるウィローツリーの不思議な力。それは、自分の大切な思い出をそこに見ることができるからです。ウィローツリーは無色透明。服装は本当にシンプルで、女性(天使も)は白のワンピース、男声は白のTシャツにジーンズが基本。年齢も、何歳にでも見える感じ(さすがに親子はサイズが違いますけど、少女像なんかは大人とも子供ともとれます)。人種も年齢も越えて「人の心のあたたかさ」を表現するために―。
代弁してほしい、わたしのきもち。
ウィローツリーの作品にはそれぞれタイトルが付けられていて、それも贈り物の一部になります。「友情」「元気でいてね」「私のこと忘れないで」「あなたって最高」「私のあこがれ」「3人目の家族」などなど―。
ちょっと(気持ちが)重いな、とか、今風にいうとエモいな、って感じかもしれませんね。まあでもタイトルは英語ですし、よく読まないと分からないかもしれません。それに、相手がどう思うかももちろんですけど、自分の大切な人たちに大切な気持ちを伝えるって、それはそれは素晴らしいことだと思うのです。
消え物ではなくて、あえて残るものを贈りたい。そんな方にはぴったりです。
気持ちにぴったりが見つかる、
たくさんのバリエーション。
天使像シリーズ
そんなウィローツリーは約200種類。2000年にはじめの作品が創られてから、あっという間に世界に広がりました。アメリカ・ヨーロッパで特に広まっていて、フランスの教会で見ましたーとか、ハワイのアラモアナセンターで見ましたーとか、そういう方が多いです。正直に申し上げてウィローツリーの人気は怖いくらいで、某ショッピングサイトのレビュー数は1,000越えも珍しくありません。
たとえば「家族をそろえる」はウィローツリーの楽しみ方の1つです。結婚記念にカップルの作品を、そして子供たちやペットも増やしていって。ウィローツリーはいつまでも残り、暖かい思い出を形に残してくれます。
デザインコンセプトは
「アンティーク」
そして実際に手にした感じ。これもクセになってしまうポイントでして、意外とずっしりと重く高品質感があり、表面をなでると彫刻の面が感じられて、なんだかすべすべしていて、ああ彫刻っていいなと、そんな風に感じて頂けるんじゃないかと思います。ウィローツリーのデザインコンセプトは「アンティーク」で、敢えて色褪せたようにペイントされ、天使の羽根には錆び加工がされています。1つ1つペイントされているので、時期によって少しづつ色合いが異なりますので、そういったところも楽しんで頂ければと思っています。
アーティストについて
ウィローツリーのオリジナルは、すべてアメリカ人アーティスト 『スーザン・ローディ』 の手によって彫刻されています。
ミズーリ州カンザスシティのスタジオで、テクスタイル(布地)のアーティストとして活躍していたスーザン。ある日ギフトメーカーのDEMDACO社からの依頼で、今までに経験のない商業作品のデザインを依頼されます。彫刻すらしたことのなかったスーザンは困って、まずはお店巡りをしてみたそう。そこで思ったことは「どれも主張が強すぎる」ということでした。「贈り物は気持ちを贈るものだから、気持ちを込められるように余裕がないとだめ」そう考えたスーザンは、日本の水墨画なんかも参考にしながら「引き算」のデザインにかけてみました。結果はみなさんご承知の通りで、ウィローツリーは瞬く間に受け入れられ世界中に熱狂的なファンがいます。
スーザンのインスピレーションは、自然、ダンス、古典芸術から得られています。郊外に出かけて、鳥や昆虫をずっと飽きることなく観察したり。バレエを観るのが大好きで夫と共に地元のバレエ団の後援もしています。娘がフランスにおり、年に1度訪れるヨーロッパでは、教会の芸術などからも大きな刺激を受けています。
キャラクターが生きている…
リアルを越えたリアリティ。
手に取って頂ければわかります。画面の中のキャラクターが現実に出てきたら、本当にこんな感じだろうって。
ジムショアの作品たちはとにかくリアル。ディズニー・スヌーピーグッズは沢山あるけれど、不思議と本物感があります。もちろん、ジムの愛と腕もあるんでしょうけど、それだけではなさそうなんですよね。なんでだろうとウンウン唸って考えていたのですが、最近ようやくそれっぽい答えにたどり着きました。
ジムショアの作品は彫刻ですから、表面はむしろ粗く、塗りも1つ1つ手作業なので多少の甘さはあったりします。たぶん、それが逆にいいんだなと。私たちの頭の中に生きているキャラクターたちは完璧な形をしています。でも、それを現実世界にもってこようとすると、どんなに精巧に作ったとしても作り物感が出てしまう。お人形が本物の人間になりえないのと一緒です(ものすごいコストをかければ別かもしれません)。すこし荒いからこそ、逆に本物らしい。私たちの想像力が、この彫刻たちにリアル感を与えるんだなとわかりました。
すこし荒くて素朴な彫刻面は、近くで見れば愛おしく、手にとればずっしりと重くすべすべしていて、遠くから見ると本当に生きているみたい。
彫刻って、いいですよ。
ジム・ショアのいたずら心が
なぜかキャラクターにベストマッチ。
両親から受けついだアメリカン・フォークアートの技法は、国が同じせいか、アメリカ生まれのキャラクターたちに驚くほどフィット。
ジムショアといえば、特徴的なタイル柄とその色使い。オリジナルを活かしながら、どこか懐かしく親しみやすい作品に仕上がっています。一度これに慣れてしまうと、この柄がないと少し寂しいなんて思うようになってしまいます。ちょっと上の写真をもう一度見てください。そして、ジムショアの柄がない姿を想像してみてください。ちょっと物足りなく感じませんか? 私だけでしょうか。
そもそも、これだけ強い色・柄を使いながら、オリジナルの良さをいささかも失わず、むしろ全体の完成度を上げているこのバランス感覚が驚きです。そして、何十年も彫刻刀と共に生きてきた職人肌のジムだからこそできる、この立体造形の完璧さ。ジムは現代に生きる天才の一人だと本気で思っています。
そして、ユニークでありながらかつ人に受け入れられるというのは、成功するアーティストの条件です。ウォルト・ディズニー、コカコーラ、ピーナッツ、ルーニー・テューンズ、ハンナ・バーベラなど、アメリカのビッグブランドが次々とジムに仕事を依頼するようになったのもよく分かる話です。
基本的に、現品限りです。
ところで、ジムは多作です。ものすごい数の作品があります(日本では扱ってませんが、ディズニー・スヌーピー以外も山ほどあります)。だからというわけではないのですが、申し訳ありません。入荷はかなり不定期となります。工場の生産計画が決まるたびに、そこから分けてもらっているという感じで、その数も今のところあまり多くはありません。
売り切れたら、次回入荷は結構先(1年くらい)になりますし、次回入荷するかどうかも正直分かりません。なぜなら、そのときは新しいデザインになっているかもしれないからです。普通のアーティストではこうはいきませんが、手の早いジムならではです。
なので、当店の他の作品たちと違って、出会いを楽しんでもらう感じになります。欲しいと思ったら確保してくださいませ。
ジム・ショアについて
サウスカロライナ出身。アメリカ中を放浪したあと、ギフトメーカーのENESCO社にその才能を見いだされ、成功したあとはサウスカロライナに戻って、いまでも創作活動を続けています。紫のシャツがトレードマークで大事な舞台はいつもこれ。料理が大好きで、よくブログにレシピを載せています。何か作らずにはいられない、そんな感じなんだろうなーと勝手に思っています。
当店とジム・ショアとの出会い
きっかけは2018年、ある輸入商社さんのショールームでのことでした。うちがウィローツリーを専門に扱っていることを知っている社長さんが「藤村さん、こんなものご存じですか」と紹介してくれたのが、ジムショアの彫刻作品でした。
ひと目で「あっ、欲しいな」と思いました。
どこかアンティークを思わせる、伝統工芸品のような質感。オリジナルの良いところを活かした可愛らしいキャラクターの造形。手に取るとずっしりと重く、またなめらかな手触り。上質感があり、どこに置いても存在感を発揮してくれそうなステキな大人のアイテムでした。
「これ、ウィローツリーに似ていますね」私の感想を、社長さんはニヤニヤしながら聞いていました。
わたしは仕事柄、多くのギフトを目にします。多くの量産品というのはどこかに足りなさを感じるものです。ちょっとした目線の向け方だったり、布のつなぎ目だったり、口元の線のゆらぎであったり。ジムの作品にはそれがありませんでした。丁寧に、情熱を持って仕事していることが分かりました。スーザンと同じ、作品への愛を感じました。その場で社長さんと打ち合わせをし、当社で扱うことを決めました。
スーザンと同じ、アメリカ人のアーティスト。ウィローツリーと同じ、彫刻をオリジナルにしたインテリア置物。不思議な共通点を感じたのはもちろん私だけではなくて、その社長さんは最初から全部分かっていたようです。
ジムショアの作品は、「高級ギフト」という扱いでこれまで国内ではかなり高め(米国流通価格の倍以上)で売られているとのことでした。私たちはメーカー本来の値付けを尊重します。もちろん、輸送料や関税があるのでアメリカ国内と同価格とはいきませんが、必要以上の手数料を取らないように心がけています。ウィローツリーと同じです。
そんなこんなで、取り扱いのアイテムが増え。ウィローツリー専門として創業した当社ですが、今後はコンセプトも少し考えなおさないといけないのかもしれません。大人が大人のために贈るギフトとして、あるいは自分のための楽しみとしてお求め頂くアイテムたち。売るための「商品」ではなくアーティストの「作品」を正直なお値段で。そんなコンセプトだとするともしかしたら今後も何か増えたりするかもしれません。ジムショアの作品との出会いは、そんな当店の変化のきっかけになるものでした。
花を生けるように、
リースを飾ろう。
おうちの照明で優しく光る。
ルームリースというコンセプト
Qururiのリースは、室内で飾るための "ルームリース" です。
住人と共にいて、心を癒すために作られたルームリース。たくさんの光を当ててやらなくても、優しく淡いおうちの照明でも輝くようにデザインしているのが特長です。
お部屋に飾るのですから、サイズ感も重要。小さすぎず大きすぎずのぴったりサイズでご提案します。
両手におさまる、
私だけの花畑。
Qururiのリースはすべて手作りのハンドメイドです。自然素材を使用し、1つ1つ、丁寧に心をこめて作っています。時期によってすこし色合いが異なったりしますが、ぜひ個性を楽しんでください。お花の状態が違ってもトータルでベストの状態になるように、少し密度なんかも変えたりしています。素材としてはドライフラワーを中心に、一部プリザーブドフラワーも使用しています。
ドライフラワーの魅力は何といっても自然そのままの色合い。中でも色味がナチュラルかつ鮮やかで、長持ちする花弁のしっかりしたお花を中心に選んでいます。柔らかい花びらの花材は、染色したプリザーブドフラワーを使っています。土台に使っているのはファイバー(植物繊維)やモス(苔)で、ぜんぶ本物の自然素材です。
枯れず、お手入れいらず
しかもアートになるお花のかたち
お花っていいですよね。華やかで、見ているだけで気分が浮き立ちます。プレゼントの定番としてずっと好まれているのもよくわかります。ただやっぱりお手入れをサボりがちになったり、飾る場所がなかったり。
リースは、年中飾れますし、お手入れもいらないし、壁に飾ればスペースも取りません。私だったら、お花をそのままもらうより気の利いたリースが欲しいなと思います。まるで箱庭のような多彩な表情を楽しめるのは、リースだけの贅沢です。
小野寺さんのリース。緑をキャンパスのように、お花を絵の具のように。
小野寺さんは、自分の畑に咲いたお花たちを使ってオーダーメイドでリースを作ります。お客様からのオーダーはさまざまです。小野寺さんは想像力をもって心の中に絵を描きます。
「お花を見て、どう配置したら美しく、可愛くなるか」ではなくて、最初に「人の心のかたち」があって、それをどうお花で表現するか―。
そういう意味ではお花でなくたっていいのかもしれません。だから、小野寺さんは材料にも自由です。あくまでお花の愛らしさを主体にしながら、土台には布を使ってみたり、繊維を使ってみたり。必要であれば花を自分で染めたり、アーティフィシャル(高品質な造花)を使うことにもためらいがありません。リースとしてはめったに見ることのない「黒」がベースになったデザインもあったりします。
贈り物は「心を贈るもの」。そしてリースには無限の「可能性」がある。そんな風に考えていた私にとって、もうこの方しかいない、と感じられた出会いだったのでした。
今後も、小野寺さんの世界をたくさん提案していきたいと思っています。
ぜひご注目ください。
店長より
アーティスト 小野寺 江美 について
福島県出身・在住。グラフィックデザイナーとして長年活躍し、2012年からボタニカル雑貨クリエイターとして独立。「あまり強く意識してというわけではないけれど、やっぱり震災は1つのきっかけだったかもしれません」そう小野寺さんは言います。「あのときは、なんとなくみんなが、地元のために、福島のために何かできないかって考えてたと思うんです。私も私のできることでみんなを元気にしたいなって。」
ウィローツリーと共に。
Qururi のリースは、ウィローツリー彫像と一緒に飾ることを意図してデザインしています。
それぞれが単体でも美しく、合わさったときにはお互いを引き立てより輝きを放つように。ときには組み合わせを変えて彩りを楽しめるように。
リースの土台の多くは柳(ウィロー)を使用しています。軽くしなやかに落ち着いた柳の枝のイメージはこの2つのブランドに共通するものです。
CUTE & POP!
元クリスチャンディオールの専属広告デザイナー ロリータ・ヤンシーによってデザインされたアートワイングラス
おうちタイムをもっと楽しく、もっと可愛く。
エネルギーに溢れ、人生をめいっぱい楽しむ女性のためのワイングラス。ロリータの手によって、ワインタイムがこんなに楽しくなりました。グラスを取り出すだけで心が浮き立ち、一人でも、仲間と一緒でも、大切な時間がさらに輝きます。
女の子が手作りしたような
ポップであたたかな触感。
Lolitaのワイングラスは1つ1つ手作業で絵付けされているので、手作り感満載。アクリルだとか、ビーズだとか、どこにでもありそうな材料を使って、自分なりのカワイイを求めて誰もが小さいころに工夫したあのときのような、遊び心たっぷりのグラスです。
ギフトボックスもキュート!
可愛いワイングラスには、ボックスも可愛くなくちゃ! ワイングラス1つ1つに特別にデザインされた円柱形のボックスは開けるときもワクワク。その日の気分でグラスを選ぶのも楽しいです。
それぞれのグラスに、オリジナルのカクテルレシピが付属しています。
ロリータ・ヤンシーについて
アメリカ ヴァージニア州出身のアーティスト。マーケティングと芸術のダブルメジャーでメリー・ボールドウィン大学を卒業したロリータは、その芸術的センスを買われ、Donna Karan や Christian Dior の専属広告デザイナーとして長年活躍してきました。独特なデザインや世界観をワイングラスに表現し、全米で個展を開くなどその話題性は世界中に広まっています。
仲の良い友達との女子会で、カクテルの可愛さから着想を得て、彼女のプロジェクトは始まりました。『カクテルはこんなに可愛くて楽しいのに、ワインだってもっと楽しくたっていいじゃない?』 こうしてワイングラスは美しくドレスアップされ、最初のデザインが作られてから多くの女性のハートをとらえて放さず、100を越えるデザインが生み出されました。
ロリータは日々の生活のなかに特別なときめきを見つける天才です。自分自身のライフスタイルの中から、家族と過ごしたり友人と騒いだりする瞬間に、楽しさと、祝福と、エンターテインメントを見いだします。そのビジョンは力強く、彼女がデザインする作品のすべてに明確な方向性を感じ取ることができます。ロリータはパリのランウェイからインスピレーションを得ます。カラー、質感、トップモデルの立ち振る舞いなど。そう、ワイングラスは彼女にとってドレスと一緒です。
感情を揺さぶり、怖いほどに先進的。
イギリス人アーティスト『マット・バックリー』の手による彫刻シリーズ Edge Sculpture(エッジ彫刻)。
Edge の作品に初めて触れたときのあの感動は、今でもはっきりと覚えています。「怖いくらいだな」と思いました。自然へのあこがれというよりも、畏敬すら感じさせるその力強い生命力、土を感じさせる温かみ、岩のような重さと、ざらざらした躍動感。他のどこでも見たことのない、あまりにも先進的な彫刻でした。写真ではなく、目の前にいる生きている動物に手を伸ばして触れるときのような、どきどきした高揚感がありました。
それぞれの作品はかなりの大きさです。サイズ感の分かる写真を掲載していますので、お手元に届いた状態をどうぞ想像してみてください。大理石をブレンドしたレジンで成型されているので、重さもかなりのものになります。表面をなでたとき、大地のそのままつながっているかのような重量感と安心感があります。
明確なビジョンによってデザインされた作品群。
Edge Sculpture は、マット・バックリーの一貫したスタイルの元にデザインされた一連の作品群です。フォルム、光、テクスチャーのミックスが、それぞれの作品に独特の感触を与えています。それぞれの被写体はもともと粘土で彫られているため、ダイナミックかつ有機的な印象を受けます。
大理石の重さと質感
オリジナルの彫刻は、大理石をブレンドした特別な樹脂を流し込んで成型されます。複数のパーツに分かれているものは鉄のピンで接合されます。
砥石で磨かれた後、表面をサンドブラストすることによって、独特のざらざらした質感になります。職人の手によって1つ1つ丁寧にハンドペイントされます。
アーティストについて
彫刻家であり、Edgeのクリエイティブディレクターであるマット・バックリーは、彼の義父のロバート・ハロップの人気ギフトシリーズ「ドギー・ピープル」のために働き、25年間にわたり彫刻の腕を磨いてきました。マットが個人的に彫刻したライセンスを受けたフィギュアには、ビーノとダンディ、カンバーウィック・グリーン、ロアルド・ダール、バグパス、2000 AD、マジック・ラウンドアバウト、ミスター・ベン、ウォレスとグルミット、ドクター・フー、ゲリー・アンダーソンのサンダーバード、キャプテン・スカーレット、スティングレイなどがあります。マットはこの彼自身の新しいブランドであるEdgeの作品たちに注力しており、新しいデザインが次々と彼のシュロップシャーのスタジオで生み出されています。
まったく新しいクッキングスタイル。
これっていったい何だろう? 初見ではみなさんそうおっしゃいます。ありそうでなかった奇跡のアイテム。おしゃれで、便利で、楽しい。『キッチンボア』は、タオルの再発明であり、肩にかけられるミトンであり、キッチンのあたらしいファッションスタイルの提案です。
いいえ、これはキッチンボア。
手や台が少し濡れただけ、でも掛けてあるタオルはちょっと遠い位置……そんなすこしの不便ってありませんか? ジーンズの裾で手をぬぐって、少しバツが悪い気分になることはもうありません。そういう意味では、これはエプロンの機能にも似ています。でも、キッチンボアはエプロンよりずっと気軽で、肩にかけるだけ。外すときも、たとえばフックにかけるだけ。場所も取りません。
キッチンボアは、ショールのように肩に掛けて使います。両端には蛇腹に折りたたまれたタオル地が付いていて、用途は無限大。グラスを拭いたり、熱いグラタン皿を持ったり、手をぬぐったり……たくさんの使い方があります。この蛇腹というところがポイントで、見た目よりずっと水分を吸収します。素材はいわゆるインド綿というもので、丈夫で手触りがよく、吸水性も抜群です。デザインもたくさんあり、かさばらず、おしゃれで、いくつあっても困りませんので、ギフトとしてもぴったり。
コンセプトとして新しすぎるアイテムなので、これは使ってみないと本当のところが分からないなと思いましたので、実際に半年使ってみました。そうしたら本当に手放せなくなりました(売り手の言うことですから割り引いて聞いてもらって構いませんが、私はあまり無駄な誇張が好きなタイプではありません。心底気に入ったものだけを売りたいと思っています。当店の取り扱いブランド数はこの年期の店舗にしてはかなり少ないことからも分かっていただけるかもしれません。納得できないものは1つもありません。すみません余計な話でした)。
私が一番便利だなと思うのはミトン代わりとして使うときです。グラグラに沸いたお鍋の蓋とかオーブンに入れたグラタン皿とかを触るのに、いままではいちいちミトンやタオルを取って使っていましたが、キッチンボアならすでに身につけているので、手の延長みたいな感覚で使って、終わったら手を離すだけ。これがものすごく気楽で、便利です。
雑巾を使うまでもないちょっとの汚れや水はねは、さっと拭っておしまいです。お皿を拭いたり、まな板を拭ったりすることもできますが、私はそれには少し抵抗がありました。一回やってみて、おお、これもありだな…なんて思いましたが洗い物が多いとさすがに力不足になります。一人の食卓のときは良いかも。とにかく自由に使ってください。さぁ今日も料理するかなって、お気に入りのキッチンボアをかけて、でもその日は結局あんまり使わなかった、なんてこともありました。でも全然気にならない、そんな手軽さ、身軽さ。
何よりもキッチンに入ったときのウキウキ感というか、羽織る瞬間がなんとなく戦闘態勢に入るスイッチみたいな感覚は今でも新鮮です。エプロンを好むかたはこんな気持ちなのかもしれないな、と思います。
身につけるものなので、ひどい汚れはさすがに向いていません。油はねとか、ソースがこぼれたとか、そういうのはキッチンペーパーを使ってください。オレンジジュース程度だったら私はこれで拭いてしまいます。タオル地の蛇腹が本当によくできていて、うまく使えば拭いたところが身体に付いたりしないようになっています。発案者のローラが2010年頃に最初のキッチンボアを作ってから、何度も改良されています。
アメリカ人向けに作られていてサイズが大きいんじゃないかな……というのも杞憂でした。キッチンボアのサイズはみな同じで長さ175cmです。私の身長は170cm、妻は157cmですが、どちらからも不満が出ないちょうどいい使いやすさです。ですから、大抵の方には問題がないんじゃないでしょうか。
洗濯についてはタオルと一緒で洗濯機に放り込むだけ。ただ色が付いているので念のため色移りが問題にならないように似た色のものと一緒に洗っています。
”キッチンで起きることはぜんぶ魔法。しかも、この魔法って、使うほどうまくなるんですよ。” ローラ・レーベン |
便利で、効率的で、使っていて楽しい――ローラはそんなキッチンの道具を常に追い求めています。ワッフル地のタオルを首に掛けるというアイデアは、彼女の母がいつもキッチンタオルを肩に掛けて料理していた姿にインスピレーションを受けて2010年に生まれました。
ミズーリ州のドイツ人コミュニティで育ったローラ。彼女の料理に対する情熱は、子供のころおばあちゃんと一緒につくったお菓子の生地から始まりました。その情熱によって彼女は1998年 カンザスシティに The Culinary Center をオープン。『キッチンとテーブルに集まると魔法が生まれる』をテーマに、クッキング、ワイン、料理の伝統など600を超えるクラスと200を超えるクッキング・パーティやイベントを開催している本当にユニークなこのクッキング・アートの中心地はローラによって生み出されました。カンザスシティのお店だけで売られていたキッチンボアは一番のヒット商品でDEMDACO社とのパートナーシップによって多数のユニークなデザインが生み出され、いままさに世界を席巻しようとしています。
素材:陶磁器
SKU(商品コード):6002135